MISONO

02/25(日)SPICE!@味園ユニバース

第二弾の出演アーティスト発表の時にどついたるねんの名前が出たのでまぁまぁ早めにチケットを確保した。整理番号は80番台。場所は味園ユニバース。難波からのアクセスを考えれば最高。構成する要素すべてにレトロさを散りばめていてクソサブカルチャー格好の餌食である。便所も雑居ビルの便所みたいなにおいがして良きかな。ブリッツまで単独イベお預けのどついたるねんはそれまで細々と東京ー大阪を行き来する。とってもありがたいことで御座います。東京は交通費がかかり過ぎるスカポンタンな首都なのでせめて大阪イベは全制覇したいところ。

当日。11時30分に難波に到着しとりあえず会場へ。ローソンの前で山ちゃん、うーちゃんらとすれ違う。山ちゃんはニット、うーちゃんは最近ずっとかぶってるハット。程良く街に馴染んでいた。どついたるねんには梅田よりも難波や十三が似合う。37分くらいに会場に到着したが人はまばら。12時開場イベの定刻インは好き者でないと辛いのかも。前の石段に座っていると正門からハットをかぶったポリ氏登場。挙動不審である。ファミリーマートに買い物に行く様子。ただファミリーマートに買い物に行くだけで買い物に行かされてる感が凄まじいのは何故だろうか。12時定刻開場。素晴らしいね。ほとんど人が来てなくて80番台でも一瞬で入れてしまった。ドリンク代600円。たったそれだけのことをあらかじめ用意していない人の両親はどんな顔してどんな教育で君は育ったのだろうか。我々はこれからもこういうフリーダムな人種と共存していかなくてはならない。これは耐え難い事実である。物販たくさん。似顔絵コーナー、シルクスクリーン体験、ヘアアレンジうんたらかんたら。とりあえずどついたるねん物販へと。担当ポリ氏。そうだと思ったよ。先輩ベスト2は在庫がたくさんあったので安心。その他は犬ロゴパーカー、BOYマグネット、七味、ポーチ(小)、ワトソンCD-R(ラグーナ)、トリビュート(あれだけ限定を謳いながら先日のTHE NIGHT以降頻出している)、靴下黄色、そしてブリッツのチケット。私はイープラスでブリッツのチケットを取ったのだがどうやら1〜400番がメンバー手売りで400番〜がチケットガイド扱い濃厚である。そして手元にあるのは410番台。番号が大幅に全身するのであれば味園で買い直しても良いと思っていた。3500円くらい寄付するよ。味園でチケット買ったら先輩BEST2くれるらしいし。ということで今ここ味園ユニバースで買うと番号は60番代とのこと。おおよそ350個の前進である。言い直すと350人分の全身である。手売り400が全部売れるとは思えないがこれはでかい。というか手売り60枚ちょいにプレイガイド10枚、多く見積もっても30枚って確実に売れてるの70枚だけってやばくないか。でも去年もそんな調子だったね。しかしこうなってくると整番の前身はかなり大きいがポリじゃなくてメンバーから買いたい。可能なら先輩から買って先輩からベストもらいたい。去年は先輩からブリッツのチケット買うと痰壺学園に入れました。本当にこれ以上に羨ましいことは無かった。後から部員募集が発表された時にDMしたからね私は。返事してくれたからね先輩は。大阪住みだと言うと難しいですね別の方法考えますで終わったからねDM。しかしまあライブ後のチケット購入になると番号が遅くなるかもしれない。何だこのジレンマはクソが。マザファキ過ぎる。もういいやと思って先輩BEST2をとりあえず確保した。ライブ後に来てメンバーが物販してたらその時にチケット買うことにしました、苦渋の決断です。ということでもうメインステージの下手付近に座りました、ビール2本飲んで。車で来てないとやりたい放題ですわ。オープニングの挨拶で土井コマキ登場。サブステージから12時30分にSeuss開演。ということでどつ組はメインステージ側に寄り最前を確保。私は下手。前にフライングVが置かれている。エフェクターの豊富さからして吉澤氏である。先輩のサンプラーも下手にある。上手にはキーボードあり。マイクは2本だけ。色的にワトソンのやつとあと1つって感じ。12時01分にSeuss終了。メインステージを向く。ダバス本当に痩せすぎでは。どついたるねん用意中。吉澤氏が床に貼ったセトリが見えたので迷ったがどうせ見えるので堂々と見た。ギターのコードもずらずらと書かれている。てか、もう少し配慮しようよ。まぁ予期せぬ事態ではあったが流れは把握した。ポコロンチャやってほしかったよというライブ後の感想みたいな気持ちが既に胸にあった。やがて開演は12時11分。4分巻きである。トップバッターは用意が短縮される分軽やかである。出囃子はわからず。ワトソンはFILAのセットアップ。靴見るの忘れてしまった。先輩がインディアンの被り物にFATのTシャツにNIKEのジャージで靴は黒のオールスター。うーちゃんは水色のTシャツ。山ちゃんは上着脱いだらいつものリンプのTシャツに下がスウェットで靴は最近の黒。浜氏はmaxellのTシャツ。ダバス、吉澤氏は記憶にあらず。

M-01. ストレッチ
何故。味園で。これを。とにかく一発目に持ってこられがちなどついたるねんのストレッチ。全員テンション高くてこのまま良いライブになればいいと思った。ワトソンの小林4000幻だったというラインが心に響いた。4000は一生いじられるのに松っちゃんはもう。(追記:メジャー1stアルバム「どついたるねん」に収録されます)
M-02. 精神
何気に私は去年の9月以来の精神。色褪せぬ名曲。京都メトロでやらなかった時はやっぱり寂しかった。そして何より吉澤氏がギター上手すぎる。感動した本当に。ギターってこういうことを言うんだよ音も綺麗で目の前で見れてよかったよ。そしてやっぱり先輩ヴァースの良さ。
M-03. R☆
京都メトロのR☆ははっきり言って異常だった。虫一匹も逃さない箱全部を巻き込んだ爆音実験。月並みな言葉だけど間違いなく「やばい」を体感した。あの日に比べると今回はそれほどの狂気はなかった。円熟というか完成というか。きっと我々がR☆を知ったからだと思う。それか味園という箱がそうさせたか。
M-04. 口くさマシンガントーク
以前毎日動画にUPされた曲。たまごとおにぎりとビール1分で完食のやつ。印象的なメロディラインが記憶に新しい。私は初体験だったが完璧にこの日のベストアクトだった。UNCHAINに変わる山ちゃんのアンセムになればいい。山ちゃんは終始調子が良かった。途中でパンツ一枚になったが良い体をしていた。ちんぽの形がもろに浮いていた。山ちゃんデカマラを誇示してとメンバーは歌うが私はうーちゃんのほうがでかいと思う。次が山ちゃん、そしてワトソン。ステージを走り回る山ちゃんに頭を叩かれた。前回もこんなことがあった気がする。先輩に叩かれたなら音速でツイッターに書いたが山ちゃんなのでブログに書きました。山ちゃんとの接触は去年の磔磔以来であの時はステージから落ちてくるというハプニングでした。横ノリの良い曲だった、精神〜サラダバー〜UNCHAINは精神〜R☆〜口くさマシンガントークに進化したのかもしれない。なおドラムはワトソンだった。
M-05. Such a sweet lady
差し込んだ清涼感。まだこの曲やれるんだと思った。先輩ヴァースの「貴様か」は「海老蔵か」に戻っていた。こうやって徐々に戻っていけばいい。いつまでも立ち止まってはいられない、そんな人生みたいなことを一瞬のうちに考えてしまった。
M-06. I LOVE リーダー
何故。味園で。これを。Part.2という気持ち。どつのポリスベスト以前からの存在を考えると最近の傾向からすれば長寿でもありワトソンソロでも演奏されがちな一曲。お気に入りなのだろうか。ヴァース割はともかくマイクリレーが変わったI LOVE リーダー。(追記:1stアルバム「どついたるねん」に収録されるとのこと)
M-07. アイスクリーム
しんみり。好きになれるかなこの曲。
M-08. 生きてれば
間奏しゃがむシーンで先輩ハッピーバースデー。日本一周ファイナルのブリッツで可愛さ余って憎さ百倍やった後に「47都道府県回って気づいたことがある、バター風味はだいたい美味い、ありがとう」って言った時と同じイントネーションで「ありがとう」っていう先輩がカッコ良かった。
M-09. わたるちゃん2
キーボードは先輩。あったまいい馬場ちゃん♪のラインが良かった。


終演、撤収。何の曲か忘れましたがうーちゃん着てたTシャツを引き裂きました。しかしCOLOR LIFEに比べれると次が凡という気持ちが拭えない。後日アルバムの全曲紹介の動画がアップされ精神、いきなり三男坊、I LOVE リーダーまで収録されると知り素人名人会西川きよしのようなこけ方になってしまった。2017年1月1日の毎日動画を観た時の気持ち、COLOR LIFEのトレイラーを観た時の気持ちは強かった。

 

そしてシルクスクリーン体験で赤い巾着にSpice!ロゴを刷ってウロチョロしてバレーボウイズを観ました。ドミコの間も動かずにサイドを陣取りそのまま安倍勇磨くんを観て帰りました。かなり間近でした。ファンがみんなかわいかったです。目がキラキラしてました。どついたるねんのファンにはあんな女の子たちはいません。どついたるねんのファンの女は枕カバーを滅多に洗わないし食べ物はカップラーメンばっかりだけど安倍勇磨くんのファンは週1でまくらカバー洗うし食べ物はすべてオーガニック、そんな気持ちになれました。セトリはフェスお馴染みって感じだけど「夢で逢えたら」をやったのが良かった。CHAI待とうかと思ったけどみんなCHAI目当てっぽかったのでしんどくなってそこで帰りました。受付の女性に今帰るの?って目で見られました。

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そして話題は「先輩BEST2」へ
細々としたリリースもあるのでカウントが難しいが前作より3年ぶりついに発売となった先輩BEST2。再生ボタンを押すと先般CD「Live」を聴いた時からフリーズしていた思考がゆるやかに溶ける感覚を味わえた。

01. トラック01
YouTube「どついたるねん毎日動画2017年3月14日」より。好きな芸能人は?の件は必聴。このCDポリから買って良いことあったんだと思えた。これが一発目な時点で勝ちを確信した。

02. トラック02
「Live」よりヒカキン声ネタ。1曲目で確信した勝ちを早くも踏みにじる。期待を裏切らない先輩。

03. トラック03
インスト。元ネタ不明。

04. トラック04
エフェクトのかかったラップの乗る短いトラック。

05. トラック05
短いトラック。

06. トラック06
短いトラック。

07. トラック07
インスト。

08. トラック08
「Live」より。心を不安にするようなメロディラインが印象に残った「名曲ができました」のフルVer.と思われる。「若者のすべて」と同じトラックで凄まじいラップをかましまくる先輩。去年「Sickness Unto Death」でぶちかましたラップ、今年「若者のすべて」でぶちかましているラップ、それすらも陽に感じてしまうほどの限りない陰。マスホールのラップを聴いてコールドペインな冬の街並みを想像するのなら、このラップを聴いて想像するのは薄暗くて汚い新宿のドブ。物販でニコニコしている先輩を思うとそのダークサイドとの対比に恐怖すら覚えてしまう屈強さ、そして決してスタイルを曲げない芯の強さ、それらすべてを昇華して辿り着いた境地。隠れていたVerse 2のリリックの強度、そして貸借対照表損益計算書のライン。良さしかない。

09. トラック09
短いインスト。

10. トラック10
インスト。

11. トラック11
YouTube「どついたるねんのポップアップショップ」より。

12. トラック12
インスト。

13. トラック13
「先輩Live」より。「はやとちりズル剥けのハゲ」のフルVer.と思われる。不穏な女性コーラス(ネタ不詳)から始まるあの楽曲がついに我々の元にやってきた。ややテンポが早い気がする。しかしそんな凝った演出などあるはずがない。物悲しい音ネタ、わかる人ならわかるであろう難解なリリック(私はわかりません)、一度聴いたら耳にこびりついて離れないメロディライン、止まることを知らずにズンズン突き進むロウテンポ、多彩なフロウを使い分ける様はまさに現代版Jesus Walks。良さしかない。

14. トラック14
アメトーークより笑い飯哲夫と千鳥ノブのSadsのLiarネタ。曲は12月20日渋谷のクアトロ無料無料無料無料っていうやつ。出典不明。

15. トラック15
どつフロントメンバーによるマイクリレー。歌もの。

16. トラック16
次のアルバムに収録される「danjiru」か。

以上。

新しいアルバムのアートワークが発表されました近未来とレトロの狭間の雰囲気がありナポリタンでご飯食うみたいな微妙さが何にしても最高。沖氏のイラストも箸休めの漬物みたいでSo Goodである。私は次のライブは3月9日(金)のシャングリラ、そして350人分の前進を果たした4月8日(日)のブリッツへ。